Audio-Technica AT-ART1000X

AT-ART1000Xの詳しい内容やお買い求めについて

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サウンドハイツではAT-ART1000Xを常設展示しております。

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お客様の聴き慣れたご愛聴のレコードをお持ちください。

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Introduction

AT-ART1000X
発電コイルをスタイラスチップの直上に配置するという類を見ない構造により、異次元の音質表現を実現したダイレクトパワーステレオMCカートリッジ『AT-ART1000』。 その次モデルとなる『AT-ART1000X』は、フラッグシップカートリッジである『AT-ART1000』の設計思想とデザインを踏襲し、より洗練されたダイレクトパワー方式よる三次元的な空間表現と、Hi-Fiオーディオを愛する方にも楽しんでいただける仕様でさらなる高みへ。 60年以上に亘り、培ってきたアナログオーディオ技術の知識とノウハウを、最先端の素材と設計に融合させることで実現する未知なる音の世界。 日本で開発、設計、製造された『AT-ART1000X』は、全世界のオーディオファンへ最高峰のリスニング環境をお届けします。

Direct Power System ダイレクトパワー方式

本製品は発電コイルをスタイラスチップの真上に配置する、独自のダイレクトパワ一方式を採用したMCカートリッジです。
発電コイルをカンチレバーの根元に配置する従来方式と比べ、カンチレバーの長さや材質に起因する音質への影響を抑制できます。
これまで表現が難しかった音の細部まで生々しく描写し、かつてない高忠実度再生を実現します。
オーディオテクニカ ダイレクトパワーステレオMCカートリッジAT-ART1000

Stylus and Cantilever スタイラスチップとカンチレバー

スタイラスチップとカンチレバーは、トップクラス製品に使われる特殊ラインコンタクト針とソリッドボロンカンチレバーを採用しています。レコードの音溝から多くの情報を拾い上げる、高性能な仕様です。

Design details 構造

コイル材にはφ20μmのPCOCC線を用い、1.1mm×0.6mmの長方形で8ターン巻いた空芯コイルを採用。コイルを極薄25µmの特殊フィルムで保持し、わずか0.5mmの強力な磁気回路中のギャップに配置することで、空芯型でありながら、コイルインピーダンス3.5Ωで0.22mVの出力電圧を獲得しています。

Body ボディ

専用磁気回路と振動系を支えるベース部には、チタン削り出し材を採用しています。硬質かつ音響的な響きの良さを持つチタン材は、切削加工に大変な手間とコストがかかるため、当社カートリッジの中でも最高級機のみに使われています。また、ハウジングにはアルミニウム、カバーには硬質樹脂材と、素材の異なる組み合わせにより音質に悪影響を与える寄生共振を分散しています。さらに、磁気回路の耐腐食性を向上させる新たなコーティングを採用し、より長期に安定した性能を維持します。

Technical specifications テクニカルデータ

型式 ダイレクトパワー方式、
空芯MC型
再生周波数範囲 15~30,000Hz
出力電圧 0.22mV(1kHz、5cm/sec.)
チャンネルセパレーション 30dB (1kHz)
出カバランス 0.5dB (1kHz)
針圧 ダイレクトパワ⼀⽅式では、カートリッジに針圧をかけることで、コイルが磁気回路に⼊り込み発電することができます。⽣産時に製品を1台ずつ検査・調整し、出⼒電圧やチャンネルセパレーションが最適になる針圧を確認した上で、その値を標準針圧に設定しています。よって個体ごとに針圧の適正値が異なる、まさにハンドメイドならではのこだわりです。
コイルインピーダンス 3.5Ω(1kHz)
直流抵抗 3.5Ω
推奨負荷抵抗 30Ω以上(ヘッドアンプ接続時)
コイルインダクタンス 1μH(1kHz)以下
スタチックコンプライアンス 20×10−6cm/dyne
ダイナミックコンプライアンス 9×10−6cm/dyne(100Hz)
針先形状 特殊ラインコンタクト
カンチレバー Φ0.26mm ソリッドボロン
垂直トラッキング角 19°
外形寸法 17.3×17.0×25.5mm
(H×W×D)
カートリッジ取り付けねじ穴 M2.6×2
質量 11g
付属品 ・ケース(木箱)
・非磁性体ドライバー
・ワッシャー×2
・プロテクター
・カートリッジ取り付けビス(M2.6)
 (50mm×2、8.0mm×2、10.0mm×2、12.0mm×2)
・ブラシ

AT-ART1000X オフィシャルサイト